ここでは、半世紀以上の長きにわたり頑固なまでの製法を貫く「中華そば」の製造プロセスをご紹介しています。(企業秘密の部分もありますので全てを明らかにはできませんが、少しでも麺づくりの雰囲気を感じ取って頂ければと思います。)
1.ミキシング・・・食塩とかんすいを溶かした水(練り水)と小麦粉をミキサーで混ぜています。
2. ミキサーからフェンダーへ・・・ここでミキシングされた麺生地をしばらくの間、寝かせます。(そぼろ熟成)
3.フェンダー そぼろ熟成によって、練り水が小麦粉の隅々にまで均一に行きわたります。(熟成の第一段階)
4. そぼろ熟成の後、フェンダー下にある複合機で、麺帯(めんたい)にします。
5.複合機から出た麺帯をロール状にします。複合機で練ることにより変形したグルテン構造を均質化するために寝かせます→
6.麺帯熟成中!麺をロール状にして寝かせます。(熟成の第二段階) これにより麺のコシと旨みが引き出されます。
7.熟成した麺帯を伸ばします。
8.いくつものロールで徐々に薄く引き伸ばしていきます。
9. 薄くなった麺帯を切り刃に通して麺状に。同時に縮れてまとまった状態になります。→特許技術1(国立科学博物館)
10.蒸しボックス・・上記により加熱糊化された後、外気により冷却、丈夫な麺線となります。→特許技術2(国立科学博物館)
11.蒸しあがった麺を1食分ずつカットします。
12.坂を上って乾燥室へ。
13.乾燥室の内部:長時間かけて、麺をじっくり乾燥させます。
14.乾燥した麺が出てきました。
15.熟練者により品質の最終チェックが行われます。
16.包装機で一つ一つ袋詰めにします。
17..コンベア上の麺を流れ作業で梱包します。
18.テープを巻いて箱詰め完了、あとは出荷を待つばかりです。
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